rTMS(反復経頭蓋磁気刺激)療法m-ECT(修正型通電療法)クロザピン治療


m-ECT(修正型通電療法)とは
m-ECT(修正型通電療法)の適応
具体的な診断と状態
治療開始までのフロー
副作用について
他の治療(薬物療法)との比較
医療機関の方々へ



治療開始までのフロー

 当院では、麻酔担当医による全身麻酔下に修正型電気けいれん療法を行っています。


@ 麻酔中の嘔吐による窒息などを防ぐ為に
以下の時間からの飲食は控えていただきます。

●午前中に治療をする場合は、前日午後9時から

●午後治療する場合は、当日午前9時から

   ▼

A 治療開始前
麻酔薬などの薬物を静脈から投与できるよう点滴をします。

   ▼

B 移動
ストレッチャーで処置室へ移動します。

   ▼

C 入室後
通電や脳波測定の為の電極や、血圧計や心電図の機器を取り付けます。

   ▼

D 準備が整ったら
患者様が苦痛を感じる事のないように、麻酔担当医が静脈麻酔薬を投与します。

すぐに患者様は眠ってしまいます。その後、マスクから酸素を流します。

   ▼

E 麻酔薬の他に
電気けいれん療法施行中、けいれんで体が硬くなって、骨折したりするのを防ぐ為、筋弛緩薬という筋肉を柔らかくする注射薬を投与します。

   ▼

F 治療開始
患者様の額から、その患者様に適したエネルギー量の通電を数秒間開始します。

   ▼

G 治療終了後
麻酔担当医が、呼吸や循環の状態を確認し、安全と判断された状態で病室に戻ります。

しばらくの間は、マスクから酸素を吸っていただき、適宜 血圧や脈拍などの測定を行います。

   ▼

H 病室に戻った後
 ぼんやりとした状態がしばらく続きますが、大体2時間後には、意識がはっきりとして、水を飲んでむせ込むなどの問題がなければ、食事が摂れるようになります。

   ▼

I 施行回数等
このような治療を週に1〜3回、合計6〜12回ほど行います。

患者様により異なりますが、電気けいれん療法を2〜3回施行した頃から効果が現れ、5〜6回で効果が安定します。




HOME院長挨拶専門治療と治療方針外来診療のご案内診療実績医師の紹介
スタッフ募集FAQトピックス公益法人の公告患者様の権利

公益財団法人 西熊谷病院

〒360-0816 埼玉県熊谷市石原 572

TEL 048-522-0200/FAX 048-525-8384

当院のプライバシーポリシーについて / 当院ホームページの転載、引用を禁止します。

Copyright© Nishi Kumagaya Hospital All rights reserved.